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【005】明日から使える!木材の継手3選!

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皆さんは木工事をする際に、材の長さが足りずに困ったことはありませんか?
そんなとき、二つの木材をつなぎ合わせるのが「継手(つぎて)」です!
継手の種類は枚挙に暇がありませんが、今回は比較的ポピュラーな3つをピックアップしてご紹介します。

1.腰掛け蟻継ぎ【こしかけ-ありつぎ】

数ある継手の中でも比較的シンプルな継手ではないでしょうか。
蟻の頭のようなでっぱりを用いて材を継ぐ方法です。
さらに、断面を相欠き状にすることで強度を確保しています。

2.追掛け大栓継ぎ【おっかけ-だいせんつぎ】

図のように複雑に加工した材を継ぐ方法です。 断面に勾配をつけ、木材同士が引き付け合うことにより強度を確保しています。 今回紹介する継手の中で最も施工の難度が高い継ぎ方です。

3.いすか継ぎ【いすか-つぎ】

「いすか」というのは鳥の種類で、 いすか継ぎはいすかの交差しているくちばしのように材を継ぐ方法です。 構造体に用いられることは少なく、主に仕上げ材に用いられる継ぎ方です。

筆者は3種類とも施工した経験がありますが、 「腰掛け蟻継ぎ」の施工がやっとです。。